ライブ前に少し時間があると、みんなでご飯を食べに行く。お笑いトリオ「三頭辰」のホシナには、その時に困ってしまう相方がいた。

サカモトである。

好物は、イカスミパスタ。本番前でも、いつもそれを食べるのだという。

話:三頭辰・ホシナ/構成:お笑いTV編集部

食べ終わってから、気がつく

ホシナが語った当時の食事風景は、決まってこんな流れだった。

サカモトがイカスミパスタを食べる。すると、口元が真っ黒になる。

これから舞台に出るのに。

「これはやばい」

そこで、一生懸命に水を飲んで、黒いのを落とそうとする。

ホシナによると、サカモトはもともとトイレが近かった。そこへ水をがぶ飲みしたため、本番中にトイレへ行きたくなってしまう。

その結果、ネタがめちゃくちゃ早口になる。

普段なら3分のネタが、1分55秒くらいで終わってしまうほどだったという。

楽屋に戻ったふたりは、反省していた

ネタが終わると、サカモトはトイレへダッシュする。

ホシナともうひとりの相方は、先に楽屋に戻る。早口すぎて、ネタが伝わらなかった。

「全然うけなかったな〜」

ふたりが反省していると、サカモトが帰ってくる。

すごい達成感のある顔で。

ホシナは思った。

「いや、なんも達成してねーわお前!」

黒い服を着て並ぶ三頭辰の3人。中央の人物が一歩後ろに立っている。