「僕は、観て下さった方を1番ハッピーにする自信あります。ハッピー!」
ハッピー遠藤が「新宿119寄席」に出演していた頃、自分の持ち味を語った言葉だ。1本15秒ほどのショートコントを、いくつも繰り出す。観客をハッピーにする自信は、たっぷりある。
話:ハッピー遠藤/構成:お笑いTV編集部
ライバルには、「陽」で勝ちたい
当時、遠藤がライバルとして名前を挙げたのは、同期のブリキカラスだった。
仲はいい。切磋琢磨する相手だからこそ、ここだけは絶対に負けない、と遠藤は話していた。
ただし、本人も認めるとおり、キャラは違いすぎる。そこで遠藤が持ち出したのは、こんな勝負だった。
「陽と陰で戦ってるんで。絶対陽の方がいいって、ライブで認めさせます」
一方で、遠藤は自分が前に出ると滑ることも多いと話している。それでも、タイークの金井がMCの時には、前へ出られる。
「お前が前に出たら、絶対笑いに変えてやる」
そう言ってくれた金井を、遠藤はかっこいいと思っていた。ハッピーの後ろには、頼れるMCもいたのだ。
あのひと言がウケた場所
では、そもそも「ハッピー!」を選んだきっかけは何だったのか。
遠藤は、居酒屋などいろいろな場所で、このひと言を口にしていたという。決め手になったのは、合コンだった。
「合コンで『ハッピー』ってやったらめっちゃウケたので『これにしよう』って思いましたね」
芸人として手応えをつかんだ、大事な一回である。
では、その合コンの結果はどうだったのか。
「その後は何もなかったですね。アンハッピー!」
