ラリー遠田/構成:お笑いTV編集部
お笑いメディア「オモプラッタ」。お笑いのサイトに、どうしてこの名前が付いたのでしょうか。立ち上げに携わったラリー遠田さんと、柔術好きのIT社長。その命名会議は、意外な方向へ進んでいきました。
サイトが始まってみると、さまざまな感想を頂きました。「なんだあのサイトは!?」「意味が分からない」。さらには、PCで見ると編集長の写真がデカすぎて引く、という声まで。
今回は、そのサイトの中身よりさらに手前の話。そもそも、なぜ「オモプラッタ」という名前になったのか。
実は私、名前やキャッチコピーを考えるのが好きなんです。念のために言っておくと、「好き」なのであって、「得意」ではありません。あれこれ考えをめぐらせる、その作業が楽しいわけです。
「お笑いっぽい名前」を考えてみると
メディアを立ち上げる打ち合わせで、タイトルをどうしようか、という話になりました。みんなで意見を出していたのですが、ネーミング好きの私には、一つ気になることがありました。
お笑い関連の名前って、もうかなりやり尽くされているんですよね。
「笑い」「爆笑」「おもしろ」「コメディ」「芸人」「演芸」「エンタメ」「ボケ」。番組やライブに名前を付けるなら、こういう言葉を使ったり、もじったりするのが定番です。ところが、定番だけに、すでにいろいろある。その中で独自性を出し、しかも覚えやすくするのは、意外と難しい。
それなら、自分たちの趣味や好きなものに絡めてみてはどうか。そこで登場するのが、立ち上げを企画した総合プロデューサーであり、裏の仕掛け人でもある、超絶敏腕IT社長です。
社長のブログには、ラーメンと柔術がある
この社長、趣味は柔術。当時、週7日のうち1日を仕事に、6日を柔術に使うぐらいの勢いで、柔術に人生を捧げていました。
ブログを見ても、ウマいラーメンを食べた話と、柔術が楽しかった話ばかり。仕事のはずのITも、お笑いも、微塵も出てこない。こっちが「見るブログを間違えたのかな」と思うほどです。
ならば、柔術に関係する言葉を使えばいいのでは。そうして出てきたのが「オモプラッタ」でした。
ポルトガル語で「肩甲骨」という意味で、柔術では技の名前なのだそうです。「オモ」が何となく「面白い」にかかっている感じもするし、語呂もいい。「オモプラ」と略せるところも、なかなかポイントが高い。
こうして、「NO 柔術, NO LIFE」の超絶敏腕IT社長のおかげで、サイトの名前が決まりました。打ち合わせのメンバーも、いい名前になった、これで良かった、という雰囲気です。
ただ一人、社長だけが、独り言のようにつぶやいていました。
「オモプラッタってそんなにメジャーな技じゃないんだけどな……」
最後まで柔術側からの感想だったことが、妙に印象に残っています。
皆さん、柔術って本当に素敵ですね!
